北大祭とは
北大祭は各学部・学科の学生や留学生などがそれぞれ開催する10の祭(各祭)によって構成されています。
1年生やサークル団体が中心となって出店する楡陵祭、各学部・学科の特色を活かした研究発表や企画を行っている各学部・学科祭、
留学生が作った各国独自の料理を楽しむことができるInternational Food Festival(IFF)が総面積178万㎡を誇る広大な札幌キャンパスで同時に行われます。
2019年度はのべ10万人の方にご来場いただきました。学生の工夫を凝らした模擬店はメインストリートを華やかに彩り、その出店数は日本屈指のものです。
委員長挨拶
第63回北大祭公式Webサイトへお越しいただきありがとうございます。実行委員長の牧です。
今年はコロナ禍での北大祭開催ということもあり例年とは異なる点が多くあります。
第63回北大祭では、実際に北大に来ないでもオンライン配信を通じて北大祭をお楽しみいただけます。
企画配信だけでなく、コロナ対策に係る注意事項など今後も随時新しい情報をお伝えしてまいります。ぜひご活用ください。
第63回北大祭のテーマは「Blue Ocean」です。
コロナ禍という状況での大学祭は先例が少ない中の挑戦ですが、先例が少ないからこそ幅広い可能性があると考えています。
実行委員会としてコロナ禍での開催であっても、北大祭の魅力を広く発信できるように準備をして参りました。
新しい可能性を模索し続ける第63回北大祭を、ぜひお楽しみいただければと思います。
末筆とはなりますが、北大祭の開催にあたりたくさんの方々からご理解・ご協力をいただいておりますことを、実行委員会を代表して厚く御礼申し上げます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
実行委員長 牧 桜子
総長挨拶
昨年2020年の北大祭はコロナ禍で中止となり、一年のブランクを置いて第63回北大祭が開催されることとなりました。
この原稿を書いている時期はまだ、緊急事態宣言中ですので楽観はできませんが、
第63回の北大祭の開催は大学にとっても大きなポストコロナへの足掛かりの一つです。
変化は突然には来ないものですが、着実に気が付かないうちに確実に起こります。
間違いなく大学を含めた社会全体が、すでにポストコロナのプロセスに入っているはずです。
その中で今回、学生の皆さんがテーマとした「Blue Ocean」は、海図のない未知の大洋を意味しており、
嵐による難破も起こる可能性がある一方、輝かしい前途洋々な未来の可能性も秘めています。
今回、オンラインを駆使した前例のない北大祭となります。学生の皆さんの叡智を集めて、新しい交流イベントのイノベーションに挑戦する機会でもあります。
感染予防を行いつつこのコロナ禍で失われた人と人のつながりを少しずつ取り戻す大きなチャレンジであり、長い北大祭の歴史に残るはずです。
私を含めた教職員、あるいは、地域社会が大変に注目する北大祭となります。
皆さんの叡智を集めたこの第63回北大祭が、歴史に残る実りあるものになることを期待しています。
北大祭理念
北大祭は次に掲げる理念のもと行われます。
- 学生主体…北大祭は学生が主体となって創り上げる祭である。
- 地域貢献…北大祭は地域の文化・教育の発展に貢献する祭である。
- 交流の場…北大祭は人々の交流の場となる祭である。