北大祭の10年間を振り返る

北大祭公式twitterは、2020年10月13日で開設10周年を迎えました!そこで、北大祭事務局ではアカウントの10周年を記念して、北大祭の直近10年間のあゆみをまとめた特設Webページを制作しました。

北大祭をずっと見守ってくださっている地域の方や北大卒業生の方には「懐かしい」1ページ、また現役北大生の方には「昔、こんなことあったんだ」と思っていただける1ページになればと思います。毎年進歩を続ける「北大祭」の歴史をお楽しみください。

2011年

2011年には、前年にノーベル化学賞を受賞した鈴木章先生をお呼びして、特別公開講義が行われました。また、今でこそ恒例のグッズとなった北大祭公式キャラクター「ふっとう君」のクリアファイルは、2011年に初めて発売されました。

特別公開講義の立て看板

2012年

2012年には、北大祭期間中にメインストリート上の車両の通行規制が実施されるようになりました。これにより、メインストリート上が歩行者天国になることで、北大祭はさらに活気づき、来場者も学生も北大祭をより楽しめるようになりました。

封鎖されるメインストリート

2013年

2013年より夜の北大祭をライトアップする企画が実施されるようになりました。現在では、大野池やサクシュコトニ川遊歩道などを幻想的にライトアップすることで人気を博しています。

大野池を彩るライトアップの灯篭

2014年

2014年には、体育館のアリーナを一つ丸々使った大規模なお化け屋敷が行われるようになりました。その後2018年には、北海道内外の文化を伝える参加型企画「カルチャースクール」が誕生するなど、体育館における企画は様々に発展を遂げています。

第一体育館に設営されるお化け屋敷(2015年)

2015年

札幌市電の車両丸ごと北大祭の広告が載っている、という光景をご覧になったことがありますでしょうか。この「市電広告」は、2015年に初めて行われました。翌2016年には「さっぽろ雪まつり」で公式キャラクターふっとう君の雪像を制作することが決まりました。北大祭は北大の外にも進出しているのです。

北大祭はときに北大を飛び出す(2017年、さっぽろ雪まつりにて)

2016年

大学事務との数年にわたる協議の末、北大祭が4日間を通して開催されるのは2016年が最後となりました。翌年(2017年)からは、開催期間が3日間に短縮されました。

4日間開催のタイムテーブルは2016年で見納め

2017年

北大祭プレ企画「仮装行列」は、2017年の実施で第50回を迎えました。仮装行列は北大生がユニークな仮装をして札幌の中心街を練り歩く伝統的な企画で、毎年何百人もの参加者が札幌の街を盛り上げています。

札幌駅前を歩く仮装たち(2018年)

2018年

札幌農学校時代の「遊戯会」に端を発した北大祭は、現在の形となった1959年を第1回と数え、2018年で第60回を迎えました。第60回北大祭記念冊子『あゆみ』が制作されたほか、北大祭当日には第60回を記念して様々な企画が行われました。

60年を振り返る「北大祭の歴史展」企画

2019年

2019年度前期の連続テレビ小説『なつぞら』の放送期間が開催と重なった第61回北大祭では、『なつぞら』のキャストの方を招いてのスペシャルトークショーが行われました。北海道が舞台だからこそ実現した夢のステージには、大勢の来場者の方が押しかけ大盛況となりました。

満員となったトークショー会場

2020年

2020年に開催を予定しておりました第62回北大祭は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために開催を自粛することになりました。北大キャンパスでの開催・オンラインでの開催など、様々な開催案が議論されましたが、開催を中止するのが最善との判断に至り、中止することとなりました。

2021年~

先が見通せない中ではありますが、北大祭実行委員会および同事務局は来年に向けて動き始めています。学生の文化的活動の象徴たる大学祭として、どのような形であれ、その火を絶やさぬよう邁進していく所存でございます。
第63回北大祭は、2021年11月に対面・オンラインの併用で開催する予定です。